冷えは万病の源
美容の大敵と言われるセルライトも冷え症が作り出しているとしたら驚くでしょう。セルライトの正体は脂肪組織に不必要な水分や老廃物がついて塊状になったものでむくみを伴います。また、冷えは低体温につながりますが、現代人は低体温の人が大変多くなっており、35℃台の人が増えています。低体温は、免疫力の低下、感染症、アレルギーを引き起こし、基礎代謝も低下して太り易くなります。さらに、ガン細胞も発生し易くなります
冷え症のタイプ別改善法
〇熱エネルギー不足タイプ
筋肉量や運動量が少なく胃腸が弱く、食生活が偏っています。胃腸の働きを高め、身体を温める人参、白朮、茯苓などを配合した漢方を用います。
〇血液ドロドロタイプ
血液の巡りが悪いため、全身に熱エネルギーがいきわたりません。血流を改善する当帰、川芎、紅花などを配合した漢方を用います
〇自律神経乱れタイプ
ストレスの影響で交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪くなります。近年、多いタイプです。自律神経を整える柴湖、香附子、薄荷などを配合した漢方を用います。
〇水分過剰タイプ
水分の排泄が悪く、熱を冷やしています。水分代謝を改善するい沢瀉、猪苓、ハトムギなどを配合した漢方を用います。